技術関連情報
PHPコアにおけるRCE脆弱性の修正パッチ(CVE-2026-109618およびCVE-2026-109619)
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【CVE番号】
CVE-2026-109618, CVE-2026-109619
【重要度】
Critical
【概要】
CVE-2026-109618
PHPでは、メモリ不足(OOM)エラーが発生した際、`longjmp()`を使用して現在のコンテキストから抜け出し、リクエストの処理を中断します。一部のコンテキストでは、この状況が適切に考慮されておらず、メモリ割り当てが行われる前に、リクエスト用メモリが初期化されていない状態のまま残ってしまうことがあります。その後のリクエストクリーンアップ処理において、このメモリが読み取られたり、このメモリの内容に基づいて分岐が発生したりする可能性があります。複数のOOM発生シナリオからこの状態を誘発することが可能であり、リモートコード実行(RCE)につながる恐れがあります。
CVE-2026-109619
PHPには、リクエスト用メモリを一時的に参照するグローバルな状態(グローバルステート)が複数存在します。状況によっては、このグローバルステートが正しくリセットされなかったり、リセットされた後に再び値が設定されたりすることがあります。その結果、すでに解放されたリクエスト用メモリをグローバルステートが参照し続ける状態になり得ます。後続のリクエストにおいて、この古い(無効な)状態が完全に初期化される前に読み取られたり、それに基づいて分岐が発生したりする可能性があります。複数の手法を用いてこの状態を誘発することが可能であり、リモートコード実行(RCE)につながる恐れがあります。
【影響を受けた製品】
Fortinetは現在、これらのCVEがFortinet製品に与える影響を調査しています。
調査対象製品:
FortiDDoS
FortiDDoS-F
FortiClient Cloud Services
FortiSOAR FortiSOAR
PaaS
影響なしが確認された製品:
FortiOS
FortiClient EMS
FortiClient EMS Cloud
FortiADC
FortiADC Manager
FortiEndpoint
FortiSIEM
FortiMonitor
FortiPAM
FortiProxy
FortiDeceptor
FortiSandbox
FortiMail Cloud
FortiNAC-F
FortiAP
FortiSandbox Cloud
FortiGate Cloud
FortiManager
Cloud
FortiAnalyzer
FortiAnalyzer Cloud
FortiWeb
FortiMail
FortiClient Linux
FortiClient Windows
FortiClient MacOS
FortiClient iOS
FortiClient Android
FortiSASE
FortiAuthenticator
FortiSwitch
FortiNAC
FortiPortal
FortiDLP
OT IPSシグネチャ:
https://www.fortiguard.com/encyclopedia/otips/10009977
https://www.fortiguard.com/encyclopedia/otips/10009978
バージョン37.316でリリース
【Virtual Patch】
なし
【参考文献】
https://nvd.nist.gov/vuln/detail/cve-2026-109619
https://nvd.nist.gov/vuln/detail/cve-2026-109618
本内容は2026年10月23日9:00時点の内容です。最新の情報は以下のリンク先にてご確認ください。
■PHP core RCE vulnerability patches (CVE-2026-109618 and CVE-2026-109619)
https://fortiguard.fortinet.com/psirt/FG-IR-26-186